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目標の先にあるもの。

[ 機関経営職候補生 ] Ⅲ期

お客さまサービス部 ほけんショップ船橋店 主任
2021年入社 経済学部卒

岡本 侑也 YUICHIRO YOSHIOKA

私のこだわり

原動力は、仲間の存在。

表には見せないが、私の中には弱い自分がいる。何か困難にぶつかると、立ち止まってしまい、甘えの気持ちが出てしまうのだ。そんな私を奮い立たせてくれるのが仲間の存在。とくに入社1・2年目は、同期とのやりとりが大きな支えだった。皆が同じ悩みを抱えているからこそ、毎日のように情報交換し、ノウハウを共有し合った。誰かが契約を取ったと聞けば、このままじゃ終われないと、もうひと頑張りした日も数えきれない。なかなか結果が出ずに心が折れそうになった時は、親しい先輩が本気で喝を入れてくれ、熱い気持ちを取り戻せたこともある。今の私があるのは、自分一人の努力ではない、仲間のおかげなのだ。
機関経営職候補生Ⅲ期は、そんな同期や先輩たちと離れ、営業関連部署での実践研修を中心に、それぞれのミッションのもと業務にあたる。私が配属されたのは、既存のご契約者さま向けのフォローを行うほけんショップ。環境がガラリと変わり、職場は女性中心。初めての指導業務を任されるなど、戸惑うことは多い。でも仲間が頑張っている姿を想像すると、自分も負けてられない、と思う。離れていても、仲間はいつでも私の成長のベクトルを上げてくれる。

私を変えた仕事

目の前の人のために、何ができるか。

「保険、保険って、息が詰まるんだよね」。法人向けの営業活動を行っていたⅡ期。ある経営者に言われた言葉だ。「君も仕事だというのはわかるけど、まずはうちに何をしてくれるのか。それを考えた上で、関係性ってつくっていくものだろう」。そう一喝された。新型コロナウイルスの感染拡大で日本全体の企業活動が停滞する中、法人営業を始めたばかりの自分は焦っていた。それをまさに指摘されたのだ。自分のことしか考えていないじゃないか、と。その日から、私は企業の助けになることを必死で考えた。そして出した答えが、国の助成金制度の紹介だ。
コロナ禍の影響を受けた企業に対して、さまざまな助成制度が用意されていたものの、その申請手続きは煩雑で、企業の負担となっていた。そこで私は伺う企業に該当する制度がないかを一つひとつ探し、手続きをお手伝いした。持参したのは助成金関連の資料のみ。商品資料は持たなかった。やがて無事に申請が通ると、「吉岡さんが扱っている保険、何かうちに合う商品あるの?」と、お客さまの方から聞いていただけるようになっていった。もしあの日、あの時、お叱りの言葉をいただいていなかったら。あの経営者には感謝しかない。

そして、この先に

大きな目標へ、一歩ずつ。

目標は、支社長になること。入社1年目、上司から目標は大きいほうがいいと言われ、展望を聞かれたら必ずこう答えてきた。だからオフィス長になることは、私にとって1つの通過点。とはいえ入社後1・2年間は、その道のりさえはるか遠くに感じられていた。Ⅲ期になった今、少しずつではあるが、オフィス長という仕事のイメージが持てるようになってきた。現在の配属先で、既存顧客のフォローを行うカスタマーコンサルタント職の指導を受け持つことになったからだ。これは将来オフィス長として、生涯設計デザイナーを育成していく仕事に直結する経験と言える。
指導する立場になって気づいたこと。それは、一人ひとりがさまざまな事情を抱えているのだということ。家族の介護をする人、朝夕に保育園の送り迎えをする人。これまで自分と似た境遇の男性社員中心の職場しか経験がなかったからこそ、惑うことも多かった。でも今は、どうサポートすれば彼女たちの仕事がやりやすくなるかを考え、率先して行動することが自分の役割なのだとわかってきた。私が掲げる大きな目標は、まだまだはるか先にある。でもいつか夢を叶えるその日のために、私は今日も大切なことを学んでいる。

ONE DAY SCHEDULE

9:00 朝礼

カスタマーコンサルタントへの研修や最新情報のインプットとアウトプットを行う。

10:00 営業準備

カスタマーコンサルタントに同行し、既存顧客とのやり取りのサポートや指導を行う。

16:00 帰社対話

ほけんショップに戻り、カスタマーコンサルタントと共に1日の振り返りを行う。その日の課題に加え、明日の予定確認から未来の課題を洗い出し、解決法をともに模索する。

18:00 翌日の準備

翌日の準備を整え、終業。